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高体連から唯一のU-19日本代表候補合宿参加。青森山田主将、浦和内定DF藤原優大が感じたもの

2020-09-16


 今回のU-19日本代表候補合宿に唯一、高体連から招集されたのが、浦和内定の注目DF藤原優大(青森山田高)だ。「ロールモデルコーチ」に就任した内田篤人氏の話を聞く機会もあり、「もっともっと突き詰めていきたい」と、新たな刺激を受けたようだ。

 U-19日本代表候補は藤原の一つ上の世代が多く、高校年代とは違うプロの質、スピードを意識してプレー。「自分も来年からサッカー選手としてやらせてもらう。Jリーグで点を取っているようなFWばかりで本当に勉強になりますし、自分が(Jリーグで)通用するのかと考えながらプレーしています」。来季は同じ舞台に立つという意識を持って同世代のJリーガーの強度を体感する、貴重な機会となっている。

 青森山田中から青森山田高に進学し、来季の浦和加入が内定。中学から同じ進路をたどる一学年上のMF武田英寿(浦和)とは来季浦和で同僚になるが、今回は日本代表の一員として再会。「代表のエンブレムを付けて一緒にプレーするのはワクワクする気持ちがある。代表の中でやっていてもプレーは一番合うのかなと思うし、安心感があります」と信頼を口にした。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、高校年代最高峰のリーグ戦・プレミアリーグが中止という憂き目にあい、限定的に創設されたスーパープリンスリーグ東北で青森山田は圧倒的な強さを発揮。プレミア王者の基準を保つという面では例年にない難しさもあるだろうが、キャプテンとして先頭に立ち、「コロナの状況で、チームの中でどれだけプレッシャーをかけられるかというスタンスでやっている」という。

「明日が最後になりますが、もっといろんなことを感じて、それをチームに還元したり、自分の力にしたりしたい。次に呼ばれるか分からないですが、呼ばれた時にはさらに進化して戻って来れるようにしたいです」。高体連“代表”としての合宿参加。そして、青森山田のキャプテンとして、自らが感じたものをチームに還元する意識をにじませた。

 AFC U-19選手権は来年に延期が決まり、同世代との競争が続いていく。強烈なヘディングを武器とし、守備能力が高いだけではなく、ボランチもこなす藤原は精密フィードやゲームメーク力も持ち合わせる万能型だが、「武器が一つではいけない。たくさんのことができる選手にならないと上のレベルでは通用しないと思う。もっともっと自分のレベルアップが必要」と決意を新たにしていた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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