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「浦和レッズのために」…昨年7月、ミシャ解任劇の裏で大槻監督が口にしていた想い

2018-04-17


 浦和レッズは2日、浦和レッズユース監督を務めていた大槻毅氏のトップチーム監督就任を発表した。同氏は2013年にユース指揮官に就き、Jユースカップ優勝、高円宮杯プレミアリーグ昇格を達成。昨年夏にクラブユース選手権で決勝進出を果たした際には、「浦和レッズのために」と不調のトップチームを気づかう様子を見せていた。

 昨年夏、浦和のトップチームは苦境にあった。就任6年目を迎えていたペトロヴィッチ元監督のもと、好調のACLとは対照的にリーグ戦で大きく失速。4月30日に大宮との埼玉ダービーで敗れたのを皮切りに、2勝3分8敗という不調が続き、7月30日、ペトロヴィッチ監督は解任された。

 その一方、浦和ユースは大槻監督のもと、日本クラブユース選手権(U-18)大会で快進撃を披露。グループステージを2勝1分けで首位突破すると、ラウンド16、準々決勝を順調に勝ち抜け。“ミシャ解任劇”翌日の7月31日には、山形ユースとの準決勝に2-0で勝利し、クラブにとって14年ぶりとなる決勝進出を決めていた。

 そこで試合後の会見に臨んだ大槻監督は、トップチームの苦境について口を開いていた。「育成部門全体がトップチームのブランドに支えられている。こういう状況となっている中で、われわれが『浦和レッズのために』というところを出したい。サポーターの皆さんにも喜んでもらえるように頑張ります」。

 8月2日に行われた決勝戦では、FC東京U-18に惜しくも敗れたが、「選手たちが非常に成長してくれた」とねぎらった。そんな選手のうちDF橋岡大樹、DF荻原拓也、FW井澤春輝(徳島に期限付き移籍中)の3人が今季トップチームに昇格。8か月前に『浦和のために』と戦った者たちが、今度はトップチームでの戦いに挑む形となる。
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